眼精疲労と鍼灸

PC　スマホを利用することにより、眼精疲労を訴える方が増えておりますね。

目の周りには、眼精疲労や視力回復を改善するツボがたくさんあります。

当院では、美容鍼灸だけでなく、通常の鍼灸治療でもたくさんの方にお顔への施術を行っています。

眼精疲労とは、目の症状だけでなく全身の症状を含めた総称であります。

・目の症状

目が重い、目の痛み、目がかすむ、乾燥感、充血、ピクピクと痙攣する

・全身の症状

頭痛、肩こり、ひどい場合には吐き気を伴うこともあります。

それでは、眼精疲労の原因とメカニズムを考えていきましょう。

眼精疲労の原因

目の使いすぎ　同じ姿勢での作業　メガネやコンタクトレンズがあっていない　ドライアイ　ストレス　メンタルの問題

眼精疲労のメカニズム

人は、近くのものを見るとき、外眼筋が緊張してピントを合わせます。

この緊張が長く続くことが、眼精疲労の原因となります。

デスクワークのときは１時間に一回は、遠くをみましょう。と言われているのは、外眼筋を継続して使いすぎないためでもあります。

東洋医学の五行学説で木　火　土　金　水は、五臓だと肝　心　脾　肺　腎　

に分類されます。

目は、五行学説で考えると肝に該当します。

少し、聞き慣れない言葉だと思いますが、東洋医学に関しては、まずはそうなんだと受け入れてみることが大切ですね。

その後から、理論やつながりがだんだん理解できてきます。

肝は、血を蔵す。そして血は、目の栄養の源になります。

目に栄養が行き届かなければ、眼精疲労の症状でもある、疲れ目や、目のかすみなどを引き起こしやすくなります。

このような理由から当院では、眼精疲労であっても一箇所の問題とはとらえず、全身から施術していきます。

また眼精疲労になるバックグラウンドをしっかり把握し、視力回復、全身症状の改善を改善していくと、治療効果が持続しやすくなり、再発の防止になります。

デスクワークの仕事が増えたことにより、眼精疲労を訴える人が多い。

眼精疲労は目の症状だけでなく、頭痛や肩こりなど全身に症状を訴えることが多い。

東洋医学では、目は五臓六腑の肝の影響を受ける。

目を健やかに保つには、気血津液の血（けつ）が行き届いていることがとても大切である。

当院では、なぜ眼精疲労になったのかバックグラウンドを探ることを大切にしている。